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ハワイの神話、伝説、カラパナ 2

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カラパナの続きです。

The way was easy now and the rain had stopped.
"I will finish my journey,"  the old man thought,  though his body ached
with struggle.
But when he turned he saw that the rain was still falling higher up the
mountain.
A wall of storm seemed to bar his way.
Kalapana went back to the village by the sea.

  Tired and weak after his climb and drenching the old man was glad to
rest for several days.
Then,  again,  his friend said that Kilauea was clear of rain clouds.
Again the old man started.

  This time he got far up the mountain.
The climb was not so steep now and the trail led over old lava flows and
around small craters.
"I have almost reached her!"  Kalapana thought.
"Today my life's dream will come true.  I shall see Pele!"

  But again a storm struck him.  Blinding rain drove him back.
He tried to go on but could not.
Tired out,  at last he staggered down the trail.

  "It is very strange,"  his friend said.
"Here the sun has shone all day.  It may be Pele does not want you to see
her face.  Come now,  eat and rest."

  Kalapana was too tired to eat.
He threw himself upon the mats in the warm house and sleep came quickly.
It was a sound sleep.
The old man did not smell the aroma nor taste the flavors of the dinner meal.
He did not hear the evening noises as people made ready for the night.
In the silence that followed he did not hear the whispers of two boys or
smell the ordor of burning hair.

  Toward morning he was wakened by hearing his name,  "O,  Kalapana!"
He opened his eyes and saw a woman standing by his mats.
He could see her plainly --- tall and more beautiful than any other woman
his eyes had ever looked upon.
Her pā‘ū was dyed red and she wore many lei of red lehua.
Her eyes were very bright but they were kind.
He knew that she was Pele and,  in his joy,  he could neither speak nor
move.

  "O kalapana,  I have come to you,"  the goddess said.
"I did not want you to come to me in the fire pit.
So I sent a storm to turn you back.
But,  O Kalapana,  why have you cut your hair?"

   He tried to say,  "I have not cut it,"  but no words came.
He raised his hand and felt his hair.
He felt short ends and smelled the ordor of burning.
Someone had cut his hair ---  cut it with fire!

  "I understand,"  Pele said,  and her voice was kind.
"It was not you who cut it,  but some bad boys.
Your punishment will not be great,  because your promise was not kept,
  you must not return to your own island.
You must live and die in Puna."
 
  Slowly the goddess disappeared.
Kalapana lay quietand content.  He had seen Pele! 
It did not matter that his hair was gone for she understood the reason.
She had come to him and he had seen her loveliness!

  In the morning he told his friend what had passed in the night.
"If you are to stay in Puna you must live with me,"  the friend said.
"You can care for may garden while I fish.  Stay as my companion."

  So Kalapana stayed.  The boy wondered at his happiness.
"I have seen Pele!"  he said.
"My life's dream has come true."  He had forgotten about his hair.

  The old man went quietly about the vilaage.
He cared for his friend's garden and helped the neighbors,  playing with a
baby or gathering shellfish and seaweed.

  His face was always full of joy.
"I have seen Pele!"  he said often,  and he told those who would listen
how the goddess had stood by his mat and spoken to him.

  People came to love and respect the old man and when he died they
named their district for him --- Kalapana.


          ( told to Mary Kawena pūku'i by a Puna cousin)

そして、このお話を日本語訳されネットで紹介されているのが、去年暮れに、沼津市の海岸にカフェをオープンされた MOANAさんです。

モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記

許可をいただいて転載させていただきます。

日本語訳 道は今度は歩きやすく、雨もやんでいました。
老人は、くたくたに疲れていましたが、「この旅もついに終わるだろう」と思いました。

しかし、老人が戻っていくと、山の上のほうではまだ雨が降っているのが見えました。
雨の壁が、老人の行く手をさえぎっているのでした。
カラパナは、海辺の村に戻っていきました。

山登りでずぶぬれになって、すっかり疲れてきっていたので、
しばらく休めて老人はほっとしました。
それから、ふたたび、友人がキラウエアの山頂には雨雲がすっかり晴れたことを伝えました。
カラパナはまた上り始めました。

今度は、さらに上まで登っていきました。
山道は今度はそれほど険しくも無く、古い溶岩の野原や小さなクレーターをいくつか越えていきました。
「もうじき着くぞ!」と思いました。
「今日こそ、私の長年の夢がかなうんだ。ペレに会えるんだ!」

しかし、再び嵐が彼を襲いました。 激しい雨に視界をさえぎられて戻るしかありません。
何とか先に進もうとがんばりましたが、無理でした。
すっかり疲れきってしまい、よろよろと山道に倒れこみました。

「まったくおかしな話だ。」と友人は言いました。
「こちらではお日様がさんさんと輝いていたよ。
もしかしたら、ペレはあなたの顔を見たくないのかな。
いらっしゃい、ゆっくり休んで食事をしなさい。」

カラパナはとても疲れていて、何も食べられませんでした。
温かい家のマットの上に体を投げ出すと、あっという間に眠りに落ちていきました。
それは深い静かな眠りでした。
よい香りや夕食のおいしそうな匂いにも気づきませんでした。
夜の支度をする人々の物音も聞こえませんでした。
そしてそのあとに訪れた静けさの中の、二人の男の子がヒソヒソ言う声と、髪の毛が燃える焦げたにおいにも気づきませんでした。

明け方近く、彼は名前を呼ぶ声を聴いて目を覚ましました。
「おお、カラパナよ!」目を開けると自分のマットにそばに一人の女の人が立っているのが見えました。
その人の姿は、はっきりと見えました—背が高く、彼が今までお目にかかったことも無いほどの美しさです。
そのパーウは赤く染まり、いくつものレフアのレイを身に着けていました。
目はきらきらと輝いていましたが、とても優しい目でした。
晴れにはそれがペレだということがわかっていましたが、喜びのあまり、しゃべることも動くこともできませんでした。

  「おお、カラパナよ。私はお前のもとに来ました。」と女神は言いました。
「私は、お前に、火口に来て欲しくなかったのです。
それで嵐を送ってお前を追い返したのです。
けれど、おお、カラパナ、どうしてその髪を切ってしまったのです?」

 彼は「髪など切っていません」といおうとしましたが、言葉が出てきませんでした。
手をそっと上げて自分の髪を触ってみました。
短くなった髪のすそと焦げ臭いにおいがしました。
誰かが、彼の髪を切ってしまったのです—火で、短くしてしまったのです!

  「よくわかりました。」ペレは言いました。優しい声でした。
「切ったのはお前ではなく、悪い子供たちだったのです。
約束を守らなかった罰は、たいしたことではありませんよ。
お前は自分の故郷に戻ってはなりません。
お前は死ぬまで、このプナの地で暮らさねばなりません。」

 ゆっくりと女神は消えていきました。
カラパナは静かに、満ち足りた気持ちで横たわっていました。
ペレに会えたのです!
髪の毛がなくなってしまってもかまうものか、女神はわかってくれている!
彼女は彼の元に来て、彼女の美しさを見たのだから!

 朝になって、友達に、夜の間何が起きたのかを話しました。
「プナにとどまる事になったのなら、私と一緒に暮らしなさい。」友は言いました。
「私の庭の手入れをしてくれれば、私は魚を捕りに行きます。
家族として一緒に暮らしましょう。」

  そういうわけで、カラパナはとどまる事になりました。
あの男の子たちは彼が幸せそうなのを見て不思議に思いました。
「私はペレに会ったんだよ!」彼は言いました。
「生涯の夢がかなったんだ。」もう自分の髪のことなど忘れていたのでした。

  老人は村で静かに暮らしました。
友達の庭の手入れをし、隣人たちを助け、赤ん坊をあやし、貝や海藻を取りに行きました。

 彼の顔はいつも喜びに満ち溢れていました。
「私はペレに会ったんだ!」彼はよくそういい、耳を傾ける人に向かって、女神がどんな風に自分のマットのそばに立ち、どんな風に彼に話しかけたかを語りました。

 人々は老人を敬愛するようになり、彼が死んだときには自分たちの住む場所に彼の名にちなんだ名をつけたのでした—カラパナ、と。

       (メアリ・カヴェナ・プークイがプナに住むいとこに聞いた話)

この話を読んで思ったことは、なんて、ハワイ島の住民が優しいかということ。たまたま海であった人を家に招き入れ、もてなす。そして、帰れなくなったら、家族のように受け入れる。ハワイ島の人たちの暖かさを感じます。今も、この優しさは受け継がれているように感じます。

それと、ヤキモチ焼きで、すぐ怒るペレの話はよく聞きますが、カラパナにあいにきてあげて、彼のことを理解し、軽い罰(ハワイ島にとどまりなさいなんてある意味ご褒美??)を与えただけで、許してあげたペレの優しい一面がすごく気に入りました。

カラパナは、今すっかり溶岩の下に埋もれた町ですが、Img_7565 オーシャンエントリーを見に行く際、この下には、昔から町があったのだと思って歩くと、また、この30分の道のりも違ったものになるかもしれませんね。

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コメント

アロハ~!
こんな、ペレの伝説があるんですね。
私もペレは怖い女神と思ってました。
本当にハワイの人たち、みな親戚って感じですよね。
昔からの伝統でしょうね。
反対にアンティやアーントがたくさんいて、どこまでが親戚なのかも良く分かりませんが。。
みんなで面倒を見るという感覚、今の私達にはない習慣ですが、いい習慣でもありますよね。

投稿: モリーママ | 2009年1月 6日 (火) 22時35分

モリーまま、マウイにもたくさん神話伝説があるみたいです。
ハレアカラを飛び越えてとか、お話に出てきていました。

ハワイの人は、ほんとにアンティー、アンクルがたくさんいて、親戚がいっぱいって感じでいいですよね。私もとってもいい習慣だと思います。

投稿: ようこ | 2009年1月 7日 (水) 05時47分

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