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漁師の神様クーウラのお話。

 先日ハワイ島サウスポイントで見かけた、ヘイアウに漁師の神様が祭られているという事で、色々調べていたらこんなお話を見つけました。

 その昔、ハワイでは、神様は日々の生活にとってとても重要なものでした。

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 たくさんの魚をつかまえる為に、漁師は、クーウラに導いてくれるようにお願いしました。クーウラとその妻ヒナ、そして息子のアイアイは、マウイ島のハナの酋長カホアリイの漁の神様でした。

 カホアリイが酋長だった頃、マウイ島のハナは干ばつで、タロやその他の食べ物が枯れてしまいました。食べ物が何もなかったので、彼は、部下に、魚を持ってくるように命令しました。

 彼らが神様にお願いすると、カハラという魚が捕れました。そして、漁師の神様のクーウラは、『酋長に魚をきれいにさばいて、身には塩をまぶし、骨はイム(土の中のオーブン)で料理するように伝えなさい。』と部下達にアドバイスしました。

 でも、その部下達は酋長がとてもきつい要求をするので、怒っていました。そして、彼らは捕まえた魚を酋長に渡さない事にし、その代わりに酋長にこういいました。『漁の神クーウラは、あなたの身を塩でまぶし、あなたの頭と骨はイムで蒸し焼きにするようにといいました。』

 カホアリイがこれを聞いてかんかんに怒り、神の家を火で焼き払って破壊するように命じました。

 クーウラとヒナには特別な力がありましたので、そのすべては聞こえていました。

 クーウラは3つのイプ(ひょうたん)を水でいっぱいにし、火が回って来たら爆発するようにしました。そして、クーウラは息子に言いました。『アイアイ、お前は生きなければいけません、煙が山の方に流れたら、そちらへ逃げてそこにお前は住みなさい。お前のお母さんと、私は、海の中で魚として生きていきます。』

 家が燃え始め、3つのひょうたんは爆発しました。カホアリイは、それを聞いて、漁の神は死んだと思い込みました。アイアイは言われた通り、他の地区の煙が流れた方の洞窟に身を潜めました。煙が海に向かって流れたら、クーウラとヒナは海に飛び込みました。

 クーウラとヒナが魚になってマウイ島のラハイナに向かって泳ぎ始めたら、ハナにいた魚達はすべてついていきました。男達がつかまえる事が出来る魚はハナにはもう残っていませんでした。

 アイアイは農民のピイハワワという男に見つけてもらうまで洞窟でかくれていました。ピイハワワはアイアイを見つけて、家につれて帰り、タロイモ畑で一緒に働き、フルーツの木も育てて過ごしました。

 ある日、アイアイとその友人達はイエイエというツタを使ってヒナレアという魚を捕まえるかごをいくつか作りました。かごが出来たら、アイアイと、ピイハワワは水辺に行って、かごを水につけ、

”クーウラとヒナ 魚を送ってください。若いヒナレアとオープレを”  と祈りました。

 ヒナはその祈りを聞いて、クーウラに、息子に魚を与えるようにと話しました。

 クーウラが魚を息子に送ったので、すぐにかごは魚でいっぱいになりました。アイアイとピイハワワは魚を集めて、乾燥させる準備をしました。クーウラはその他の魚を深い海に戻るように呼びもどしました。

 クーウラはヒナレアなどの魚、それから、島々の漁の方法をコントロールしています。ヒナは魚の石で、アク、アクレ、オーイオ、モイ、アウ、マニニなどの魚を操っているそうです。

 先日サウスポイントにあったヘイアウにもヒナの石、アイアイの石などがあるそうです。みなさんも、サウスポイントに行かれたら、こんなお話を思い出しながらヘイアウを覗いてみてくださいね。

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