ハワイの神話、伝説

バナナがやっとなりました。

 

 

普通に食べれるバナナかと思っていたら、Img_4124 どうやら料理用のバナナだそうです。Img_4125 バナナの葉っぱのいろもグラデーションがかわいいなぁ〜とおもって、こういう所から布選びの色の参考にもなりますね。

ところで、バナナをみていたら、前にモアナさんの日記で読んだ、バナナの話を思い出しました。

モアナさんとは、ハワイの神話、伝説を勉強されてとっても詳しく、そして、アロハな心で勉強されたことをネットで紹介されているとってもすてきな方です。いつかお会いしたいなぁ〜と本当に思っています。カフェもやっていて、ハワイの神話のお話会などもされているそうです。家が近かったら毎週通いそうです。日本にいらっしゃる方は機会があったらぜひ、いってみてくださいね。(モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記 ) お話はモアナさんの日本語訳を許可を得て、転載させていただきます。

『不思議なバナナ』

「息子よ、お前が旅を待ち望んでいるのはわかっている。
遥かな地、カヒキを見たがっているのだな。
そこの珍しい話をあれこれ耳にしている。
だがお前は私とともにここにとどまってきた。
年寄りの面倒を見るために、そして彼の骨を秘密の洞窟に横ためるために。
私の人生はもう終わる。私の骨はこのカラパナの地で休ませて欲しい。この、愛の土地で。
それでもう十分。」

「息子よ、お前には、私のあらゆる知恵を授けてきた。
お前は祈りを知っっている、とても強い祈り、神を呼び寄せる祈りだ。
お前が出会うであろう邪悪な者たちを倒す祈りを教えてきた。
カヌーつくりの秘訣も教えてきた。
道具や武器にする石の見つけ方も、その石の刻み方ももうお前には教えた。
私の知恵のすべてを、私はお前に手渡したのだ。」

「最後の贈り物が残っているのだ。」老人はマロをたたんだ包みの中からバナナを1本取り出しました。
黄色く熟したバナナです。
「これをもっていなさい、息子よ。腹が減ったときにはこれを食べなさい。
しかし、皮は残しておくのだ。
決してなくしたり取られたりしないように。
旅の間、どうか神々の守りがありますように。
そして、旅の終わりに、お前を無事にカラパナに連れ帰ってくれますように。」

息子であるクーカリは、父親の言葉を守って、老人の遺骨を秘密の洞穴に納めました。
それから立って海を眺めました。
彼は自由の身!
今や自由に遥かカヒキの地まで航海に出られる。船乗りたちが語っていたカヒキの島々。
クーカリは、ハワイ島の周りをぐるりと囲む海の上に空が横たわる様を眺めました。
あそこに船出をするのだ、遥かなカヒキはあの彼方に横たわっているのだから。
旅の支度をしなくては。

力強い斧を手に取って、若者は大きなコアの木々が並ぶ森に行く道を歩いていきました。
父に教わったように祈りを捧げ、供え物をし、一本の木を選びました。
それから休憩し、父にもらったバナナを食べました。
皮を取っておくなんて妙な気がしましたが、父の言うことでしたし、それに父は賢いカフナだったのです。
というわけでクーカリは皮を大事にマロの中にしまい、斧を持って仕事にかかりました。
暗くなるまで働き、それからカパ布にくるまって横になって眠りました。

やがて目が覚めると、体は休まっていましたがお腹がすきました。
食べてしまったバナナのことを思いました。
もしかして少しぐらい残っていたかも。彼がマロから皮を取り出すと—丸ごとのバナナだ!
それでは、これこそが父が遺してくれた贈り物の秘密だったのだ!
クーカリはバナナを食べ、作業に入りました。

何日も森で仕事をし、コアの木を切り倒し、枝をはらい、カヌーの装飾を施しました。
来る日も来る日もバナナを食べましたが、いつも熟して栄養満点でした。
そして来る日も来る日もいつかするであろう航海を夢見ていました。

ついに彼は小さなカヌーを海に引っ張っていき、完成させると海に浮かべました。
彼が身に着けていたのはバナナの皮と父から授かった知恵だけでした。
風の神に祈りを捧げ、昼間はお日様に、夜は星々によって舵を取りました。
そして、ついに、遥かなカヒキの島々のひとつに辿り着いたのでした。

クーカリは昼に夜を継ぐ航海ですっかり疲れてしまいました。
海岸に辿り着くと乾いた砂の上に身を投げ出し、寝てしまいました。
とてもぐっすりと眠りました。
変な夢をいくつも見て、風がどーっと吹いてクーカリは寒さと怖さでぶるっと震えましたが、何時間も彼は目覚めませんでした。

ようやく目が覚めたとき、一団の人々が彼を眺めているのに気がついてびっくりしました。
痩せた、青白い顔の人たちで、今にも死にそうに見えました。

「あなたたちは誰?」クーカリは尋ね、座りなおし、自分の周りを眺めてみました。 
そこはもう海岸ではなく、深く暗い谷で、崖の絶壁が日の光をさえぎってました。
「私はどこにいるのだろう?」

「巨大な鳥の渓谷です。」一人の男が答え、その声は悲しみに満ちていました。
「あなたが寝ている間に、あの大きな鳥があなたを見つけ、ここにつれてきたのです。私たち皆と同じように。」

「そうだ。」別の声がしました。「そしてこの渓谷から逃げ出す道はない。ここでみんな死んでいくんだ。」

「食べ物がないんだよ。」また別の人が希望をなくしたように言いました。「俺たちは飢え死にだ。」

飢えているって!  クーカリはぱっと立ち上がり、バナナを差し出しました。
「食べ物ならあるよ!」彼は叫びました。

人々は殺到し、恐ろしいほど物欲しそうにバナナを見つめました。
「あんなに小さいんだよ」誰かが言いました。「全員で分けて味見しよう。」

「いや」クーカリは答えました。「全部食べていいよ。そうすればわかる。みんなおなかいっぱいに食べられるから。」

皆が飢えでひもじそうに見つめる中、その人はバナナを全部食べてしまいました。
食べ終えると、クーカリは手を差し出してバナナの皮をもらいました。
「さあ、今度はあなただ。」彼はそういい、隣の人に向き直りました。
皮の中には、熟した実が詰まっていました。
人々の顔に希望の光が射すのが見えました。
夜になるころには、全員がおなかいっぱいになっていました。

「その大きな鳥の話をしてください。」クーカリは言いました。

「あいつがこの島を支配しているんです。」一人が言いました。
「あいつが、島のみんなを、この逃げ場のない谷間に連れてきたんです。
この島に暮らす人間や、船でここに辿り着いた人をすべて。毎日ヤツは犠牲者や肺臓を探して飛び回り、どのくらいの人間が飢え死んだか見ているんです。

「もうこれ以上飢え死にする人はいないよ。」クーカリは言いました。「さあ計画を立てよう。」

続く数日、谷の人々はみんな不思議なバナナのおかげでおなかいっぱい食べることができました。
やがて働けるほど力がついてくると、作業に取り掛かりました。
クーカリはマウナケアにあるような硬い岩を見つけました。
そしてその岩を砕くことを教え、お祈りの言葉も教えました。
木の持ち手の作り方を教え、その木を削って尖らせた石にしっかりとくくりつけることも教えました。
「武器を持たなくては。」彼は言いました。「あの巨大な鳥と戦う準備をするのだ。」
そしてクーカリは祈りました。勝利と自由を求める祈りでした。
神がきっと助けてくれるとわかっていました。だって,それらは亡くなった父が教えてくれたお祈りだったからです。
この祈りがあらゆる邪悪なものを倒してくれるにちがいありません。

毎日、鳥は死人を探しに来ました。取りが姿を見せる前にはその翼から風が吹いてくるので、いつやってくるのか人々にはわかりました。
岩の間に隠れる暇があったのです。
時に鳥は崖のてっぺんにとまり、谷間をじーっと覗き込み、頭をあちらに向けたりこちらに向けたりしていました。
「ヤツは死人を探しているんだよ」クーカリのそばに隠れている男がささやきました。「あなたが食べ物を持ってきてくれたから誰も死ななくなった。大鳥は不思議に思っているんだ。」

ついに武器の用意が整いました。計画が煉られ、最後の祈りが唱えられ、人々は勇気いっぱいでした。「風だ!」誰かが叫びました。
「あの大鳥がやってきてる!」

手に武器を持って隠れるもの、谷間の底に落ちて死んでいるように身を横たえるもの、さまざまです。
鳥が降りてきました。突然死んだものたちが起き上がり、殴りかかりました。他の者たちはあらゆる方向から攻めて行きました。
戦闘が谷底のあちこちで行われました。恐ろしい戦いでした。
ひどく傷ついて巨大な鳥は飛んで逃げ去ろうとしましたが、皆が鳥の羽をつかんで、何度も何度も殴りかかりました。
そして、ついに鳥は死んでしまいました。

ひどい負傷を負ったものもいましたが、死者は一人も出ませんでした。けが人でさえも、いまや大きな希望と共に動いています。だれかが鳥の周りに木を積み上げて大きな火を燃やしました。その炎の中で巨大な鳥の姿は燃え尽きていきました。

そのほかの人たちは崖の壁に足場を作りました。
準備が整うと、クーカリがもう一度祈りを捧げました。
かれは神々の力を感じ、登っていきました。
しっかりとした蔦をつかんで彼はさらに足場を切っていきました。
太陽の光だ!安全だ!再びかれはその向こうにハワイ島が横たわっている青い海を見つめました。

クーカリは他の人たちを助けようと振り向きました。
彼らは一人また一人と登ってきます。ちょっとの間、彼らは暗い谷の中を振り返りました。細い煙の筋が、鳥が倒れていた場所に見えるだけでした。

人々は自分たちのめちゃめちゃになった家や廃墟となった畑に目を走らせました。
「俺たちと一緒に来いよ、クーカリ」彼らは言いました。「あなたが私たちを救ってくれた。畑には食べ物がいっぱいだ。家を建て直し、この良き大地を掘り、海を渡ろう。一緒に来いよ、クーカリ。この島をお前の島にしてくれ。」

クーカリは自分のカヌーが今も砂浜にあるのを眺めました。
「いいや、友よ。」彼は言いました。「申し出はありがたく受け取りましょう。ありがとう、心から感謝します。しかし、私はカラパナに帰らなくては。ハワイ島が私の家なのです。」

おしまい。

子供に読んであげるととってもおもしろがって聞いていました。そんなバナナがあったらいいね。

それと、カラパナに戻るといったクーカリ、カラパナにいくと、彼のことを思い出しそうです。

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キルターのためのハワイ ハワイ島熱帯植物園

アロハ〜!今日のハワイ島は久しぶりのお天気で、すごく気持ちのいい日でした〜。

またまた、両親滞在中のお話ですが、ハワイトロピカル ボタニカルガーデンに行ってきました〜。happy02

ハワイ50選にも選ばれた、有名な植物園です。

入場料は15ドルで、Img_1367 駐車場のところのお土産屋さんで入場料を支払い、レシートを持ってこの入り口を入っていきます。

まずは下り坂、すぐに、たくさんのヘリコニアが、Img_1380 いろんな種類が植えてあります。Img_1371

1977年に、ハワイ島を旅行していたDan J. Lutkenhouseさんが、奥様と、この土地が気に入って、17エーカーの土地を購入。

このすばらしいハワイの自然、植物、オノメアベイの美しさをのちのちの世代に受け継いでいくために、この地形、そして、もとからあった、植物を生かしながら、この植物園を作っていったそうです。今では2000種の植物をみることができます。

一般に公開されるようになったのは、1984年からで、今まで、このように大切に守られてきました。

普通の植物園と違うところは、この立地条件。園内にはImg_1383数個の滝があり(滝の写真はいいのがとれましたが、ぜひ、実際にみてもらいたいので、のせないことにしました。happy01)そして、そこからつながった小川が、海に流れ込んでいきます。

遊歩道もきれいに舗装され、坂が多い園内ですが、比較的歩きやすかったです。紫色のハイビスカスや、チョコレートなんとかという、珍しい種類のお花や、みたことないような、お花や葉っぱがたくさん。

地図があって、そして、植物にもちゃんと、看板がついているので、ヤシの木の種類や、花の名前などもチェックすることができます。Img_1395みんなで、わぁわぁいいながら、坂をおりてきたら、Img_1394海に出ます。

ここまでで既に、すごくたくさん写真を撮りました。coldsweats01今後のハワイアンキルトのデザインに生かしていけたらいいなぁ。Img_1412 そして、ここには、伝説の岩があるんです。

恋人たちの岩Img_1423 と呼ばれている岩。

こーちゃんがこのお話を一生懸命読んでくれました。Img_1417 ハワイの伝説って 離ればなれになってしまうお話が多いような気がしますが、このお話は違いましたよnotes

この伝説の岩の前で結婚式をすることもできるそうです。lovely

潮吹き岩もあって、けんちゃん、こーちゃんは見入ってました。オアフではブロウホールがありますよね。それとはまたちょっと違った小振りなものですが、プシューッと吹き出る水が健ちゃんにとって不思議だったみたいで、しばらく、この潮吹き岩のことはなしてました。ここからは、今度は坂をあがっていきます。大きなティキがあったり、オウムの鳥小屋、そして、さらにたくさんの植物をみながら、あがっていきました。Img_1433最後は過酷な上り坂ですが、行ってよかった〜。

植物好きな方にはもちろん、ハワイアンキルトをされる方にはぜひ、お勧めしたいスポットで〜す。

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マウンテンナウパカにばったり出会いました。

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ホノルルから、パパの友達と奥さんが遊びにきました。ハワイ島が気に入って、土地だけ買って家を後から建てたいそうです。彼は大工さん。朝早くついて、ほんとは、すぐに物件を見に行く予定だったのですが、私が、キルト教室にどうしても行きたかったので少し待ってもらいました。

ほんのちょっと30分ほど参加したキルト教室の話はまた明日、、。

ところで、友達が買いたいと思ってるのは、3エーカー(3600坪)の山奥の物件で、約250万円くらいです。最初は、ハワイアンエーカーズを見に行って、その後、ファーンフォレストというところにいきました。ヒロから、火山方面に上っていった左かわで、マイルマーカー20のあたり、ちょうど、プウオオ火口の裏側になります。シダの森というにふさわしい、シダのジャングルでした。メインの道は舗装されていますが、途中からは、がたがた道で、Img_0931 お尻が痛くなりました。途中、車から降りて、友達がタバコ休憩したとき、Img_0932 オレンジのジンジャー系のお花が咲いていて、きれいだなぁって、写真とってました、そしたら、ふと、目に入ったのです!

マウンテンナウパカ!Img_0936 小さくて繊細すぎて、車の窓からは見えなかったけど、シダの間に可憐に咲いていました。先日植えた、ビーチナウパカの 隣に植えたかったので、感激!こんなにすぐに出会えるとは!

Img_0933 根っこからとってきたかったけど、結構深く生えていて、引っ張ったら、ぼきっと枝が折れました。

持ってかえってきて、土に植えました。根がつくといいなぁ。

マウンテンナウパカと、ビーチナウパカ、一緒に咲く日が近くなったようです。

The Legend of Naupaka

It is said that two lovers, greatly devoted to each other, came to the attention of the Goddess Pele. Pele found the young man desirable and appeared before him as a beautiful stranger. But no matter what Pele did the lovers remained devoted to each other.

Angered, Pele chased the young man into the mountains, throwing molten lava at him. Pele's sisters witnessed this and to save the young man from a certain death they changed him into the mountain Naupaka. Pele immediately went after the young woman and chased her towards the sea - but again Pele's sisters stepped in and changed the young lover into beach Naupaka.

It is said that if the mountain Naupaka and beach Naupaka flowers are reunited, the two young lovers will be together again.

お話とってもハワイ通の中では有名ですが、知らない人がいるかもしれないので、訳してみますね。

 ナウパカの伝説

深く愛し合っている二人の若者がいました。ある日、それが、ペレの目に留まりました。ペレは、若い彼を手に入れたいと思うようになり、美しい娘として彼の前に現れます。しかし、ペレがどんな手を尽くしても、二人の間を引き裂くことはできませんでした、。

ペレは怒り、若者を山の方へと追いつめ、ドロドロの溶岩を投げつけました。それをみたペレの姉妹は、若者を救うために彼が確実に死んでしまう前に、マウンテンナウパカに彼の姿を変えてあげました。

ペレは、今度は、すぐに、若い娘を海まで追いつめました、ですが、またペレの姉妹が間に割り込み、娘をビーチナウパカに変えてあげました。

マウンテンナウパカImg_0935 と、ビーチナウパカの花が、再結合するとき、二人の恋人が再び一緒になれるのだそうです。(ナウパカの花は、花びらがお花を半分にしたような形で、その二つをあわせると、一つの花のようになります。)

 

物件をみた後、ふと、山手の方を見たら、プウオオ火口からと思われる噴煙が見えました。Img_0938 写真ではわかりにくいけど、結構モクモクしてました。ここはきっと、ラバゾーン1 だと思います。

安いけど、溶岩に飲み込まれるかもね。できれば、うちの近所に引っ越してきてほしいなぁ。

ランキング下がってます、今日は何位でしょう?

マウンテンナウパカ見つかってよかったね、と思ってくださったら、ポチッとクリック応援お願いしまーす。コメントは、明日しまーす。おやすみなさい。

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クムカヒ岬のお話

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先月、こーちゃんにせがまれてホットポンドにいってきましたが、そのときのことを書くのを忘れてました。

うちからヒットポンドまでは20分くらいかかるんですが、2本道があって、まっすぐと左に行くという選択肢があります。

私たちは、左のクムカヒの方からいくのが好きなので、少し遠回りですが、道がきれいなので、いつもその道からいきます。

この途中の景色がまたきれい。Img_7687 ここも、昔は町があって、噴火で町が飲み込まれたそうです。この写真なんだかダイアモンドヘッドみたいですね。

Img_7688 ジャングルの中に、所々に家があって、不思議なところです。このクムカヒには、クムカヒ岬という場所があって、そこにいくには、がたがた道を進まないといけません。Img_7433 コナのような景色ですね。しばらくいくと灯台があります。ここは、アメリカいち、空気のいい場所だそうです。Img_7439 そこにまつわるお話があったので、紹介します。。 

Kumu-kahi was a chief who pleased Pele. According to the legends he was tall, well built, and handsome, and a great lover of the ancient games. Apparently he had known Pele only as a beautiful young chiefess; for one day, when he was playing with the people, an old woman with fiery eyes came to him demanding a share in the sports. He ridiculed her. She was very persistent. He treated her with contempt. In a moment her anger flashed out in a great fountain

of volcanic fire. She chased the chief to the sea, caught him on the beach, heaped up a great mound of broken lava over him, and poured her lava flood around him and beyond him far out into the ocean.

Thus the traditions say Cape Kumu-kahi, the southeast point of the island Hawaii, was formed.

プナの村にクムカヒ、という、背の高くがっちりした、ハンサムな、スポーツの得意な族長がいました。クムカヒも、ペレのことを知っていたのですが、ペレは若くて美しい女神だという単純な知識しかなかったことです。ある日、彼が仲間とスポーツに興じていると、燃える瞳をした老婆が通りかかり、 「ワシも仲間にいれてくれ」としつこくつきまといます。クムカヒは、最初、老女が冗談を言ってるのだと思い相手にしませんでした。それでもしつこくつきまとうので、「おまえなんかにできるわけないだろう」と侮辱してしまいました。その瞬間、老女ペレの怒りは溢れ出し、クムカヒを海岸に追いつめていき、彼の体を熔岩の屑の中に埋め、その上からペレ自身が起こした熔岩をかけ、海に向かってうずたかい山ができるほど熔岩に埋めてしまいました。これが、ハワイ島南東端の「クムカヒ岬」そして、クムカヒ洞窟の起源だそうです。

寄り道した後、Img_7693 ホットポンドに入りましたが、この日は珍しく水が冷たかった。Img_7695 コールドポンドやねぇっていって、早めに上がったんですが、あがってから、このサインに気がつきました。

日曜日から水が冷たいって書いてありました。Img_7699 そんな日もあるんやねぇ〜。gawk

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パンの木のお話の続き

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さっき記事に書いたマクウマーケットのお店で買った絵ですが、額に飾るとこんな感じになりました。Img_0771

ハワイアンの女性が、モデルで、パンの実をかごに入れています。すごく、ハワイらしいすてきな絵です。画家の彼女は、Eide Hansamut さん、油絵はヒルトンワイコロアのギャラリーなどで売られ、2000ドル前後で販売されています。happy02

この絵は、コピーですが、すごく気に入りました。notes

ところで、昨日の続きのお話ですが、ハワイの神話、伝説を勉強されてとっても詳しく、そして、アロハな心で勉強されたことをネットで紹介されている MOANAさん(モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記) の日本語訳を許可を得て、つづきも転載させていただきます。

Img_7443

小さい女の子は、奇妙なおばさんに出会ったことを家族に話しました。
「友達はそのおばあさんは頭がおかしいんだから、食べ物をあげたりしちゃだめだって言ったの。
でも私、おばあちゃんのこと思い出して。
あのおばあさんをおなかすかせたまま行かせたくなかったの。」

「お前は善いことをしたね。」女の子のおばあさんは言いました。

「お年寄りというものは苦労して生きてきたんだよ。」お母さんも付け加えました。
「お年寄りがもう働けなくなったら、他のものが食べさせてあげるべきなのよ。
お前は、そのおばあさんの欲しいだけパンの実を分けてあげたんだろうね。」
「そうよ、おかあさん。そのおばあさん、あっという間にたくさん食べたよ。
それから立ち上がると、行ってしまったの。
振り返ったときにおばあさんは燃えるような目で私を見て、こういったわ。”この山の辺りに、何か変わったことがおきるだろう。お前の家族に、カパ布の切れを家に吊るして置くように言うのだ。10日の間そうしておくのだと。そうすれば、お前の家族は安全だ。”
そして、どこかに行ってしまったわ。」

  少女の両親とおばあさんはお互いに顔を見合わせました。
「すぐにそのとおりにしなくては。」おばあさんが言いました。

 お母さんは、家にひらひらするカパ布を結び付けました。
おばあさんは少女に向かって言いました。「その年取った女の人は、ペレだったのだよ。」

 7日が過ぎたある夜、近所の人が駆け込んで来ました。
「大変だよ!」彼は叫びました。「ペレが怒っている!マウナロアの火口で炎が上がってる!」

 一家は何が起こったか見に走り出ました。炎が山頂から噴出しています。
山全体がその強大なかがり火のような炎で赤々と照らし出されていました。
雲が炎の上に集まっていて、その雲の中に一人の女性の形が見えました。
その姿は、とても若い、燃えるような流れる髪をした美しい女性でした。

 「あの人の目だ!」驚いて少女は叫びました。「あの女の人の目は、あのおばあさんの目のようだわ!」

 翌日、かがり火は消えていました。
「でも、溶岩が流れているぞ。」人々はいいました。
「あの溶岩は山の斜面のどこかに流れている。ペレは、自分を怒らせた相手を破壊しようと溶岩を流しているんだ。」

 午後になると、山の上のほうから走ってくる人がいました。「溶岩がこっちのほうに着てる!」そのひとはさけんでいました。
  誰もがペレに捧げ物をしていました。
少女のお父さんはポイの入った鉢とアワ酒の鉢を捧げました。
「私たちの最高の捧げ物をしておいた。」おばあさんはみんなに言いました。
どんな捧げ物も今ではペレの怒りをそらすことはできまい。
ぺれは自分に不親切にしたものを懲らしめるであろう。」

 人々は待ちました。じっと眺め、耳をそばだてました。たぶん溶岩はとまるだろう。

 いいえ!!上の森がめりめりと音を立てていました!
森は燃えていたのです。
それから、巨大な真っ黒い壁が山をゆっくりと転がってくるのが見えました。
その壁は大きな木もぺしゃんこにしてその上を飲み込んでいます。
あの年上の少女の家族は家から走り出てきました。
口をあけていますが、年下の少女には何を叫んでいるのか聞き取れませんでした。
ただ、炎がめりめりと音を立てるのが聞こえ、あの恐ろしい黒い壁が家も大地も包み込んでいくのだけが見えていました。
恐ろしさのあまり、少女はおばあさんの手をつかみました。
「逃げようよ!」彼女は叫びました。
「あの溶岩の壁がまっすぐこっちに来ているよ!」

 しかしおばあちゃんはおびえていませんでした。
「大丈夫だよ。」といいました。
「ペレは、自分が言ったことはけして忘れないのだから。」

 少女は黒い壁の中で炎が燃え上がるのを見ました。
すると溶岩の流れが二つに分かれ、少女の家の両わきに流れていきました。
家や庭は両わきを流れる熱い溶岩流の中の安全な小島の上にありました。
溶岩はゆっくりと通り過ぎていきます。
夜になると黒い冷たい表面とその下のほうの熱い炎が見えました。
人々がそれを眺めている間も、少女の家族は祈り、家が無事だったことをペレに感謝を捧げたのでした。

  (メアリ・カヴェナ・プクイが、母から聞いた話)

皆さんの予想通り、おばあさんはペレでした。このお話にもとってもすばらしいハワイアンスピリットが入っています。子供に読んであげたい、お話ですね。

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パンの木のハワイアンキルト

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ブログ友達のとも子さんからこんなキルトができたよ〜ってメールをもらいました。私好みのパンの木のデザインで、すっごくすてき。

近くで触ってみてみたいなぁ。裏地はタオル地になってるそうです。ご自分の膝掛けにするそうです。lovely

こんなすてきなキルト、皆さんにもみてもらいたーい。と思いました。

090122_170938

下の布はむら染めだそうです。緑でも、元気になる緑ですね。

デザインは、林 伴子 先生のもで、先に、林先生にブログにのせてもいいかちゃんと聞いてくれました。ともこさんありがとうございます!!

著作権は林先生にあります。

私も、林先生の本を持っています。その中のお店の写真や、お教室野写真を見ましたが、とっても憧れます。shine。いつかお会いしたいなぁ。

ともこさんのキルトをみていて、また、先日読んだハワイの神話伝説のお話を思い出しました。

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The Girl Who Gave Breadfruit (パンの実を差し出した少女)

「パンの実はきっともう焼けたわね」
「もう十分火が通った匂いがするわ。ちょっとみてみよう」
二人の女の子が炭の上から、二人で集めたパンの実を蒸し焼きにしたのをのぞきこんでいます。

「こっちのはよく焼けてる」と、年上の女の子が棒切れで覆いを取りながら言いました。
「私たちだけで、山で料理するのって大好き!焼けたのがさめるのが待ちきれないわ!もうおなかペコペコだ!これは、きっと大丈夫。」と言って、棒切れの先で黒くなったパンの実をひとつ持ち上げました。

  年下の少女は山道の下のほうを見ていました。
「下のほうにおばあさんがいるよ。」と言いました。
「かわいそうに!あの人、弱ってる。この丘を登るのを助けに行ったほうがいいね。」

 「まぁ、放っておきなさいよ。あんたの親戚でもないんだから。どうして知りもしない人を助けるの?きっと、下の道を歩いていくわよ。」

 「そうね」と、老婆を見ながら年下の少女は言いました。
「下のほうの道を行くところだと思うけど、でも私いつも一人ぼっちのお年寄りを見ると気の毒に思うのよ。
もし私のおばあちゃんが誰も助けてくれる人がいないとしたらどうしよう、って思うの。」

  「みてよ!」年上の少女が言いました。「このパンの実、もう食べられる。もう割れそうだよ。すぐに取り出さなくちゃ。炭をどけてよ、私がパンの実を取り出すから。えーい、熱い!」

 「食べ物をおくれ。一日中、何も食べていないんだよ。」
女の子たちはおばあさんの声に飛び上がりました。いつの間にかすぐそばに立って、飢えた様子で見つめています。
いかにもよわよわしく、腰は曲がり、杖にすがるようにして体を支えていました。

年上の少女はチラッと見上げ、「見知らぬ人にあげる食べ物はないよ!」と言いました。
「自分と家族の分でもういっぱいなの。自分の孫にでも食べ物をもらったらどう?」そしてもうすっかりさめたパンの実を開けにかかりました。

けれども、小さい女の子はおばあさんを見上げてにこっと笑いかけました。
「そこに座って」と、岩を指差して言いました。「私が食べ物を用意してあげるから」
女の子は、大きな葉の上に半分のパンの実を置きました。
中身はすっかりきつね色になっていて、においはたいそうよかったので、女の子はよだれが溢れそうでした。
女の子はそれをおばあさんにもって行き、「すごく熱いからね。気をつけて。」
それから、小さい女の子は自分の分もとりわけ、3人とも食べました。

  女の子たちは何も言わなくなってしまいました。おばあさんが近くに座っているので恥ずかしくなってしまったのです。
おばあさんのパンの実はあっという間になくなってしまいました。
「どうやったら、あんなに熱いものをあんなに早く食べられるのかしら?」女の子は不思議に思いながら、おかわりをあげようと立ち上がりました。

 年上の女の子はもうそれ以上あげるなと言うサインを送ってきました。でも、小さい女の子はおばあさんに大きな金色に焼けたパンの実を差し出しました。

 年上の女の子は何も言わずそれを取り上げました。
パンの実がなくなると、おばあさんは立ち上がりました。
そして、年下の女の子だけに向かってこういいました。
「お前はいい子に育てられたね。」そういうと、また山道を歩き出しました。

 おばあさんは何かぶつぶつ言っていましたが、女の子たちは聞き取れませんでした。
突然おばあさんは立ち止まり、振り向きました。
小さい女の子を見ると、その目は若々しく炎が燃えるようでした。
「この山の辺りで、何か変わったことが起きるだろう。」彼女は言いました。
「お前の家族にこう教えなさい。家の周りにカパ布をつるしておくようにね。10日間の間そうしておくように言うのだ。
そうすれば、お前の家族は安全だ。」そして、おばさんは行ってしまいました。

  「なんて変わったおばあさんでしょう。」年下の女の子は不思議そうに言いました。
「頭おかしいんじゃない!」もう一人の女の子は言いました。
「変な人に出会うたびに食べ物をあげちゃうなんて、賢いとはいえないよ。
いつか面倒なことに巻き込まれちゃうわよ!」

  少女たちは食べ終わり、残ったものをティの葉にくるんで、家に戻っていきました。

    (つづく・・・)

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ハワイの神話 カマプアア

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昨日の記事の続きです。

カマプアア 豚(イノシシ)の子

昔むかし、オアフ島に、とても権力のあった王様が住んでいました。そして、その息子の名前はカマプアアといいました。この息子は控えめにいっても、扱いにくい気難しい子でした。いつも、父親の家畜を追い払ったり、王家のタロイモ畑をめちゃくちゃにしたりしました。 怒った彼の父は、もし、また悪さをしているところを見つけたら、今度は彼を殺してしまうと、彼にいいました。自分の身を守るため、カマプアアは、マウイ島にのがれ、そこで、火の神ペレとペレと結婚しました。二人は愛し合っていて、すぐに息子も生まれました。

しかし、悲しい出来事が起こりました。二人の息子が死んでしまったのです。そして、ペレは、炎のように怒り狂い、カマプアアを焼き殺さんばかりに追いかけました。

カマプアアは、豚に姿を変えハレアカラ山の斜面を海へ向かって走りおりていきました。

ペレが、すぐそこまで追いついてきたとき、カマプアアは、オアフ島にいる、祖母に助けをもとめました。『おばあさん、おばあさん、どうしたらいいのでしょう!』

その声に応えた祖母は、いいました。『海に飛び込みなさい!そうしたら、あなたは救われます!」そして、Pa'uwela という場所までおりてきたとき、いわれた通り、カマプアアは、海に飛び込み魚に姿を変えました。そうして、カマプアアの感情的なペレとの経験は終わりました。

というお話。

海に飛び込んだとき、カマプアアが姿を変えた魚というのが 豚の鼻を持った634343225_bcee2142ea Humuhumunukunukuapua'a フムフムヌクヌクアプアア という名前の魚で、この魚は、ハワイ州が州の魚と定めています。

普段はイケメン、おこったり、逃げたりするときは豚、水に飛び込んだら魚になっちゃうんですね〜。

ペレが、結婚していて、子供も授かったことがあるとは知りませんでした。

ペレの子供について、今度は調べてみようと思います。

それと、マウイ島には、カマプアアの飛び込んだ、パウウェラという地名が残っており、そこには灯台 があるのだそうです。いつかいってみたいです。ハナマウイに向かう途中みたいですね。

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ジャガーミュージアムの絵 カマプアアについて

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ハワイ島、キラウエア国立公園の中の、ハレマウマウクレーターが見下ろせる場所には、ジャガーミュージアムというミュージアムがあります。ここは、どのキラウエア国立公園ツアーに参加しても必ずよる場所で、ハワイ島日帰りツアーなどに参加された方もいったことあるはずの場所で、溶岩について学べる場所ですが、そこにはこんな絵が飾ってあります。

Img_0116

前にもこの写真のせたとこあるのですが、そのときは素通りでしたが、神話に興味を持つようになって、この絵に出てくる神様についてしらべたくなりました。

ペレ、ポリアフと、少し紹介しましたが、今日は、左下の、イノシシと並んでいる神様について、少し調べてみました。

彼の名前は、カマプアア。彼は、ペレの恋人であり、彼女とは正反対のものです。ペレが、風下の乾燥、火なのに対し、彼は、湿った風上の雨でした。カマプアアはたくさんの違った姿で現れることができます。例えば、ハンサムな男性、八ツ目の雄豚、魚や植物などです。

絵では、彼の上に雨が降り注ぎ、隣には豚(イノシシ)が描かれています。

ペレと一時期結ばれていた、カマプアアについて、彼が魚に化けるお話を見つけましたので、明日、ブログで紹介したいと思います。

その話楽しみでーすと思ってくださった方は、ポチッとクリック応援お願いしまーす。

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ハワイの神話 パンの木をお庭に植えた訳

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ちひろちゃんからもらったパンの木を、やっと土に植えました。Img_0355 前にも紹介したかもしれませんが、パンの木には、繁栄などの意味があって、ハワイアンキルトもチーフとしては大人気です。

でも、それにまつわるパンの木の神話があるってご存知ですか?

ハワイの神話、伝説を勉強されてとっても詳しく、そして、アロハな心で勉強されたことをネットで紹介されている MOANAさん(モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記) の日本語訳を許可を得て、転載させていただきます。

The Gift of Kû (クーの神の贈り物)

偉大な神々は、ときに人間の姿でハワイの島々を歩き回ったものです。
クーの神もやはり同じように、ごく普通の男として、ハワイ島の一人の女性と結婚し、この島に住み、土地を耕し、家族を養っていました。

  数年が立ち、飢饉が訪れました。  
海から山まで島中の人々が飢えと病気に苦しんでいました。
クーの子供達も食べ物を乞い、子供たちの母親はすすり泣きました。
「子供たちの食べ物を持ってこようか。」夫は言いました。「でも、きっと長い、長い旅になるだろう」

「戻ってくるのでしょう?」彼女は不安げに彼に尋ねました。
「もしも出かけたら、二度とは戻れないだろう」彼は答えました。

妻は彼にすがりつきました。「ああ、行ってはいけません!」彼女は言いました。
けれど子供たちが食べ物を求めて泣き叫ぶと彼女は再び夫の元に行きました。
「子供たちが苦しんでいるのを見ていられません。」彼女はやっとのことでそれだけ言いました。
クーの神は悟りました。

 その晩、彼は彼女に、畑に出てくるように呼びました。
彼は悲しい別れを告げ、彼女が見ている前で、逆立ちをするような格好で頭から地面に沈んでいきました。
妻は悲痛な声ですすり泣きました。
毎日、彼女の涙がその場所にこぼれて落ちました。

 ついに、地面から一つの芽が出てきました。それはすくすくと育ち、やがて樹となり、葉とつぼみをつけました。
じきにつぼみは膨らみ、果実がなり、熟しました。
「これは、お父さんからの贈り物よ。」彼女は子供たちに話しました。

 イムが焚かれ、熟した実が焼かれました。とてもおいしいものと分かりました。
そして今では家の中にはたくさんあり、近所のにとびとに分けてあげるのにも十分なほどになりました。
しかし、クーの家族だけしかその実を摘むことはできませんでした。
他の誰かが取ろうとするt、樹は後ずさりして地面に隠れてしまうのでした。

 芽が現れると、家族はそれを摘み取って、友達や近所の人々に持っていってやりました。
「これを植えなさい」彼らはそう言いました。「そうすれば、あなたのところにも食べ物が実りますよ」。
そうやって、パンノキは、ハワイ島中に広がったのでした。

とまあ、なんとも、すてきなお話。このパンの木は一本あれば、一生まかなえるといわれるほど。
家族を思ってパンの木になったクーにも感動。そして、あたらしくはえた芽をみんなに分けてあげたこの家族のアロハスピリットにも感動。

うちのパンの木もちひろちゃんからのアロハなギフトです。大事にしまーす。
私のパンの木のベットカバーもちょっとづつ進んでまーす。Img_0354

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ハワイの神話、伝説、マウナケアとポリアフ

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月曜日、まだ冬休み中のひまひまコーチャンにせがまれて、ホットポンドにいってきました。 そこにいくまでにも寄り道して、書きたいことがあるのですが、今日は、帰りにみた感動のマウナケアの写真を紹介します。
ヒロのみなさんは月曜日にみたと思うのですが、たくさん雪をかぶったマウナケアです。きれいでしたよねぇ〜。
Img_7704

遠くに見えますが、離れていても実物は存在感ありました。去年はここまで雪をかぶっていなかったので、今年はさらにすごいです。

Img_7705 天空の城みたい。

ハワイ島では、ペレが有名ですが、他にもたくさん神様がいるのはご存知でしょうか?このマウナケアの上にも数人の女神様が住んでいます。

去年暮れに、沼津市の海岸にカフェをオープンされた MOANAさん(モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記) が、マウナケアの雪の神様ポリアフについて書かれていますので、転載させていただきます。

火山活動によって生まれたハワイの島々。
火山の女神であるペレが支配していると思われがちですが、ハワイを治めているのはペレの力だけではありません。
燃え盛る溶岩を冷まし、鎮めていく力があって初めてバランスが保たれ、人々が暮らせる大地を生むのです。
 ペレを静めることのできるほどの強力なパワーを持った存在とは誰でしょう?

 Poliahujpeg それは、女神ポリアフ。
ハワイの4大神の一人であるカーネ神の長女といわれ、雪で覆われるマウナケア山に住む雪と氷の女神です。(マウナケアとは「白い山」の意味)。

 ポリアフの妹の一人はハレアカラに住む死火山の女神である霧の乙女リリノエで、彼女がポリアフの髪を美しく結うので、ポリアフの髪はいつもマウナケアに漂う雲と霧のように柔らかくつやつや輝いているのだとか。
 マウナケア山頂の湖と清流の女神ワイアウは、ポリアフの水浴をつかさどり、ひょうたんに入れた甘く美味しい水をポリアフに飲ませてくれます。
この水に美しい鳥たちを呼び寄せ、そして自在に飛び回らせるのもワイアウの力。
 そしてフアラライ山に住むカホウポカネは、女神たちがまとう純白のカパ布を作り、フアラライ山の山肌にそれを広げているのだといいます。
 4人とも大変に美しく魅力的な存在ですが、中でも最も有名で人々に愛されている女神がポリアフなのです。
 
 そんなポリアフも、かつてカヌーで海を越えてハワイ島から遠く離れたカウアイ島へ旅をしています。
カウアイ島の王子、アイオヒクプアと恋に落ち、彼の島へと嫁いでいくことになったのです。
 彼女と雪の乙女達の乗ったカヌーが近づくと、カウアイ島の島々は霜に覆われ、人々は寒さで震え上がりました。
しかしポリアフたちが白い雪の装束を脱ぎ捨てると、暖かな金色の太陽と女神の美しい姿が現れ、人々は喜び迎え入れたといいます。

 ポリアフとアイオヒは素晴らしく楽しい日々を過ごし、やがて婚礼の日を迎えます。
けれどもその日、婚礼の場に現れたのは、マウイ島の王女ヒナイカマラマ。
ポリアフと出会う前にヒナと結婚の約束をしていたアイオヒは、そのことを暴露され、ポリアフは身を引き、カウアイを去ることに決めたのです。
 嫉妬と恋の苦しい炎に焼かれたポリアフでしたが、雪と氷で自らの情念を昇華させ、今では真っ白な美しい姿で青空の下に輝いています。

 カウアイ島東岸のワイルア川の上流には、ポリアフのヘイアウと呼ばれる聖域が残されています。
ここはハワイでも最も古くに人が住み着いた場所のひとつとされ、豊かな流れの川と広々した海を臨む見晴らしのよい高台となっています。 Poliahu_detail
 カウアイ島とハワイ島のマウナケア、ハワイ諸島の両端に存在するポリアフの聖地は、どんなに激しい炎が起こってもそれをいつか必ず治めてくれるパワーがあるのだということを今も教えてくれています。

Img_7713

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ハワイの神話、伝説、カラパナ 2

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カラパナの続きです。

The way was easy now and the rain had stopped.
"I will finish my journey,"  the old man thought,  though his body ached
with struggle.
But when he turned he saw that the rain was still falling higher up the
mountain.
A wall of storm seemed to bar his way.
Kalapana went back to the village by the sea.

  Tired and weak after his climb and drenching the old man was glad to
rest for several days.
Then,  again,  his friend said that Kilauea was clear of rain clouds.
Again the old man started.

  This time he got far up the mountain.
The climb was not so steep now and the trail led over old lava flows and
around small craters.
"I have almost reached her!"  Kalapana thought.
"Today my life's dream will come true.  I shall see Pele!"

  But again a storm struck him.  Blinding rain drove him back.
He tried to go on but could not.
Tired out,  at last he staggered down the trail.

  "It is very strange,"  his friend said.
"Here the sun has shone all day.  It may be Pele does not want you to see
her face.  Come now,  eat and rest."

  Kalapana was too tired to eat.
He threw himself upon the mats in the warm house and sleep came quickly.
It was a sound sleep.
The old man did not smell the aroma nor taste the flavors of the dinner meal.
He did not hear the evening noises as people made ready for the night.
In the silence that followed he did not hear the whispers of two boys or
smell the ordor of burning hair.

  Toward morning he was wakened by hearing his name,  "O,  Kalapana!"
He opened his eyes and saw a woman standing by his mats.
He could see her plainly --- tall and more beautiful than any other woman
his eyes had ever looked upon.
Her pā‘ū was dyed red and she wore many lei of red lehua.
Her eyes were very bright but they were kind.
He knew that she was Pele and,  in his joy,  he could neither speak nor
move.

  "O kalapana,  I have come to you,"  the goddess said.
"I did not want you to come to me in the fire pit.
So I sent a storm to turn you back.
But,  O Kalapana,  why have you cut your hair?"

   He tried to say,  "I have not cut it,"  but no words came.
He raised his hand and felt his hair.
He felt short ends and smelled the ordor of burning.
Someone had cut his hair ---  cut it with fire!

  "I understand,"  Pele said,  and her voice was kind.
"It was not you who cut it,  but some bad boys.
Your punishment will not be great,  because your promise was not kept,
  you must not return to your own island.
You must live and die in Puna."
 
  Slowly the goddess disappeared.
Kalapana lay quietand content.  He had seen Pele! 
It did not matter that his hair was gone for she understood the reason.
She had come to him and he had seen her loveliness!

  In the morning he told his friend what had passed in the night.
"If you are to stay in Puna you must live with me,"  the friend said.
"You can care for may garden while I fish.  Stay as my companion."

  So Kalapana stayed.  The boy wondered at his happiness.
"I have seen Pele!"  he said.
"My life's dream has come true."  He had forgotten about his hair.

  The old man went quietly about the vilaage.
He cared for his friend's garden and helped the neighbors,  playing with a
baby or gathering shellfish and seaweed.

  His face was always full of joy.
"I have seen Pele!"  he said often,  and he told those who would listen
how the goddess had stood by his mat and spoken to him.

  People came to love and respect the old man and when he died they
named their district for him --- Kalapana.


          ( told to Mary Kawena pūku'i by a Puna cousin)

そして、このお話を日本語訳されネットで紹介されているのが、去年暮れに、沼津市の海岸にカフェをオープンされた MOANAさんです。

モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記

許可をいただいて転載させていただきます。

日本語訳 道は今度は歩きやすく、雨もやんでいました。
老人は、くたくたに疲れていましたが、「この旅もついに終わるだろう」と思いました。

しかし、老人が戻っていくと、山の上のほうではまだ雨が降っているのが見えました。
雨の壁が、老人の行く手をさえぎっているのでした。
カラパナは、海辺の村に戻っていきました。

山登りでずぶぬれになって、すっかり疲れてきっていたので、
しばらく休めて老人はほっとしました。
それから、ふたたび、友人がキラウエアの山頂には雨雲がすっかり晴れたことを伝えました。
カラパナはまた上り始めました。

今度は、さらに上まで登っていきました。
山道は今度はそれほど険しくも無く、古い溶岩の野原や小さなクレーターをいくつか越えていきました。
「もうじき着くぞ!」と思いました。
「今日こそ、私の長年の夢がかなうんだ。ペレに会えるんだ!」

しかし、再び嵐が彼を襲いました。 激しい雨に視界をさえぎられて戻るしかありません。
何とか先に進もうとがんばりましたが、無理でした。
すっかり疲れきってしまい、よろよろと山道に倒れこみました。

「まったくおかしな話だ。」と友人は言いました。
「こちらではお日様がさんさんと輝いていたよ。
もしかしたら、ペレはあなたの顔を見たくないのかな。
いらっしゃい、ゆっくり休んで食事をしなさい。」

カラパナはとても疲れていて、何も食べられませんでした。
温かい家のマットの上に体を投げ出すと、あっという間に眠りに落ちていきました。
それは深い静かな眠りでした。
よい香りや夕食のおいしそうな匂いにも気づきませんでした。
夜の支度をする人々の物音も聞こえませんでした。
そしてそのあとに訪れた静けさの中の、二人の男の子がヒソヒソ言う声と、髪の毛が燃える焦げたにおいにも気づきませんでした。

明け方近く、彼は名前を呼ぶ声を聴いて目を覚ましました。
「おお、カラパナよ!」目を開けると自分のマットにそばに一人の女の人が立っているのが見えました。
その人の姿は、はっきりと見えました—背が高く、彼が今までお目にかかったことも無いほどの美しさです。
そのパーウは赤く染まり、いくつものレフアのレイを身に着けていました。
目はきらきらと輝いていましたが、とても優しい目でした。
晴れにはそれがペレだということがわかっていましたが、喜びのあまり、しゃべることも動くこともできませんでした。

  「おお、カラパナよ。私はお前のもとに来ました。」と女神は言いました。
「私は、お前に、火口に来て欲しくなかったのです。
それで嵐を送ってお前を追い返したのです。
けれど、おお、カラパナ、どうしてその髪を切ってしまったのです?」

 彼は「髪など切っていません」といおうとしましたが、言葉が出てきませんでした。
手をそっと上げて自分の髪を触ってみました。
短くなった髪のすそと焦げ臭いにおいがしました。
誰かが、彼の髪を切ってしまったのです—火で、短くしてしまったのです!

  「よくわかりました。」ペレは言いました。優しい声でした。
「切ったのはお前ではなく、悪い子供たちだったのです。
約束を守らなかった罰は、たいしたことではありませんよ。
お前は自分の故郷に戻ってはなりません。
お前は死ぬまで、このプナの地で暮らさねばなりません。」

 ゆっくりと女神は消えていきました。
カラパナは静かに、満ち足りた気持ちで横たわっていました。
ペレに会えたのです!
髪の毛がなくなってしまってもかまうものか、女神はわかってくれている!
彼女は彼の元に来て、彼女の美しさを見たのだから!

 朝になって、友達に、夜の間何が起きたのかを話しました。
「プナにとどまる事になったのなら、私と一緒に暮らしなさい。」友は言いました。
「私の庭の手入れをしてくれれば、私は魚を捕りに行きます。
家族として一緒に暮らしましょう。」

  そういうわけで、カラパナはとどまる事になりました。
あの男の子たちは彼が幸せそうなのを見て不思議に思いました。
「私はペレに会ったんだよ!」彼は言いました。
「生涯の夢がかなったんだ。」もう自分の髪のことなど忘れていたのでした。

  老人は村で静かに暮らしました。
友達の庭の手入れをし、隣人たちを助け、赤ん坊をあやし、貝や海藻を取りに行きました。

 彼の顔はいつも喜びに満ち溢れていました。
「私はペレに会ったんだ!」彼はよくそういい、耳を傾ける人に向かって、女神がどんな風に自分のマットのそばに立ち、どんな風に彼に話しかけたかを語りました。

 人々は老人を敬愛するようになり、彼が死んだときには自分たちの住む場所に彼の名にちなんだ名をつけたのでした—カラパナ、と。

       (メアリ・カヴェナ・プークイがプナに住むいとこに聞いた話)

この話を読んで思ったことは、なんて、ハワイ島の住民が優しいかということ。たまたま海であった人を家に招き入れ、もてなす。そして、帰れなくなったら、家族のように受け入れる。ハワイ島の人たちの暖かさを感じます。今も、この優しさは受け継がれているように感じます。

それと、ヤキモチ焼きで、すぐ怒るペレの話はよく聞きますが、カラパナにあいにきてあげて、彼のことを理解し、軽い罰(ハワイ島にとどまりなさいなんてある意味ご褒美??)を与えただけで、許してあげたペレの優しい一面がすごく気に入りました。

カラパナは、今すっかり溶岩の下に埋もれた町ですが、Img_7565 オーシャンエントリーを見に行く際、この下には、昔から町があったのだと思って歩くと、また、この30分の道のりも違ったものになるかもしれませんね。

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ハワイの神話、伝説、カラパナ 1

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ハワイの神話伝説といえば、ペレのお話、オヒアレフアリンク先にリンクが貼ってあります。は有名ですよね。
ナウパカのお話もリンク先にリンクが貼ってあります。

ハワイアンキルトがきっかけで、こういうお話に少し興味を持つようになったのですが、お話の本を英語版で買ってみても、何か自分につながりがないと名前、場所などが頭に入ってこなくって、買った本もそのままになっていました。

先日、ルームシェアのお客様、ともちゃんがきたとき、12月24日に一緒にカラパナにいってきたのですが、いく前に目を通した英語版のガイドブックにカラパナの名前の由来のおじいさんのお話が少し紹介されていて、そこからまた、伝説や神話に興味がわいてきました。Img_7567

ネットで調べてみると、こんなお話にたどり着きました。

"Aloha,  old man!  Where are you from and why do you paddle to Puna?"
The old man pulled his canoe up on the sand and stood panting.
He was a queer figure,  tall and bony,  with long white hair tangled by the wind.

  Tired from handling the canoe he could not speak at first.
At last he said, "My name is Kalapana. I come from Kaua'i. All my life I have longed to see Pele, that great goddess of volcane.
I made a promise that,  until I could see her,  I would never cut my hail.
There has been much to do,  time has passed and now I am an old man.
But the wish is still strong in my heart,  I have kept my promise and
at last I come to Hawai'i,  the island of Pele."

  The man of Puna looked at the old man's thin legs,  then turned to
glance at the mountain.
"The trail is long,"  he said.  "This day is nearly done.
Come home with me,  Kalapana,  to rest and eat."

  Very thankfully Kalapana followed his new friend.
Rest and food were good!  He slept until the sun was high the next morning.
When he awoke he went at once to the door.  "I must go!"  he said.
"I can hardly wait now that I have reached Hawai'i."
 
  "Not today!"  his friend answered.
"Here the sun is bright but clouds lie thick in the upland.
You would find fog and rain.  The rocks would be slippery and you might lose the trail."

  Impatiently the old man waited/
He walked about the village and watched people at their work.
He was greeted kindly,  though some laughed at his long tangled hair.
"It is a promise,"  his friend explained. 
"Long ago Kalapana promised he would never cut his hair until he had
looked upon Pele,  Goddess of the fire pit."

  "What if someone cut it for him<" one boy whispered to another.

  The other looked at him questioningly.  "Do we dare?"  he whispered back.

  Three days Kalapana waited.  On the fourth his friend called him early.
"The time has come,"  he said.
"Today the sun shines even on the mountaintop. 
Here is food,  for the trail is long.   Start now while the day is cool.
Be strong for the journey and may you have success!" 
He guided Kalapana on his way,  showed  him the trail and watched the old
man til he became small in the distance.

  For a time Kalapana climbed eagerly. 
Then,  as the trail became steep and the sun hot,  he went more slowly.
He stopped in the shade of a small tree,  ate a bit from his ki-leaf
bundle and rested.  Then he went on.

As he tramped steadily over old lava flows and across dry plains he thought of Pele, the beautiful goddess whome he was soon to see.
The trail led up and up.
The rocks had been hot under his feet but now they were cool.
The sun no longer beat upon the old man and he was glad.
Glancing up he saw a sheltering cloud.
It was good to be out of the burning sun and he sat down to rest and
catch his breath.
Then he went on.

  Sudenly rain!  It poured about him like a waterfall.
The old man slipped and fell.
He got to his feet but could not find the trail.
He tried to go on but the rain blinded him.
It blew in his face and beat his body as if it meant to drive him back.
At last,  tired out,  Kalapana gave up the struggle and started down.
Now wind and rain were helping him.
He found the trail and followed it.

しかもすごいことに、この日本語訳をネットで紹介されている方がいました。

去年暮れに、沼津市の海岸にカフェをオープンされた MOANAさんです。

モアナさんのブログはこちら 海辺のカフェ日記

許可をいただいて転載させていただきます。

日本語訳:「アロハ、ご老人!あなたはどこから来たんです?どうしてプナにカヌーを漕いで来たんでしょう?」
老人はカヌーを砂の上にあげて、ハアハアとあえぎながら立っていました。
とても奇妙ないでたちで、背は高く、やせて骨ばっていて、長い白髪は風で絡まり放題です。

  カヌーを漕ぐのに疲れてきり、最初は言葉も出ませんでした。
ようやく老人が言った事には、
「私の名前はカラパナです。カウアイ島からやってきました。
生まれてからずっと、火山の女神ペレに会いたいと焦がれてきました。
私は誓ったのです、彼女に会うまでは決してこの髪を切らない、と。
いろんな事情がたくさんあって、時は過ぎてしまい、私も年をとってしまいました。
けれど私の決心は固く、私は誓いを守り続け、
ついに、この、ペレの島ハワイ島にやってきたのです。」

 プナの男は老人のやせた足を眺め、それから振り返って山をチラッと見やりました。
「道は長いですよ。」と彼は言いました。
「日暮れも近い。私の家にいらっしゃい、カラパナ。泊まって食べてお行きなさい。」

  大変ありがたく思い、カラパナは新しい友についていきました。
寝床も、食べ物も、とても素晴らしかった!
カラパナは翌日、太陽が高く上がるまでぐっすり眠りました。
目を覚ますと、飛び上がって戸口に立ち、「もう行かなければ!」といいました。
「ようやくハワイ島に着いたのですから、ぐずぐずしている暇はありません!」

  「今日はおやめなさい!」彼の友は言いました。
「ここでは太陽は輝いているけれど、山の上のほうは厚い雲が垂れ込めています。
きっと霧と雨に包まれていることでしょう。
岩や石はつるつる滑るし、きっと山道で迷ってしまいますよ。」

  はやる気持ちで、カラパナは待ちました。
村中を歩き回り、人々が働くのを眺めました。
みんなカラパナに親切に挨拶をしてくれましたが、
中には彼の長いぼさぼさ髪を笑う者もいました。
「誓いを立てているんですよ。」彼の友が説明をしました。
「ずっと昔、カラパナは、火山の女神ペレにお目にかかるまでは髪を切らないと誓ったんです。」

  「もし誰かがあの髪を切っちゃったらどうなるの?」一人の男の子がもう一人にささやきました。
ささやかれた子は不思議そうに彼を見て、「そんな勇気がある?」

  3日間ほど、カラパナは待ちました。
4日目の朝早く、友はカラパナを呼ぶと、
「ついに時が来ましたよ。」といいました。
「今日は、山頂まできれいに晴れ上がっています。
食べ物を用意しましたよ、山道は長いですから。
まだ日が上がらない涼しいうちに出発なさい。道中、どうかがんばって、成功をお祈りしますよ。」友はカラパナを、途中まで案内しました。そして、カラパナが遠く小さくなっていくまで見送っていました。

  カラパナはしばらくは一生懸命上りました。
それから、山道が険しく太陽は暑くなると、少しずつゆっくりになって行きました。
小さな木下で立ち止まり、自分のティリーフの荷物の中から食べ物を出して少し食べ、休みました。
それから、また上りだしました。

  古い溶岩の野原をてくてくと歩きながら、乾いた草原を横切りながら、彼はずっと、これから会うはずの美しい女神ペレのことを思っていました。
山道はどんどん高くなってきました。
足の下の、熱かった岩いわも、いまやひんやりしています。
太陽はもう、老人をいじめることもなく、彼はほっとしました。
太陽をさえぎる雲を見上げました。
照りつける太陽から逃れるのにちょうどよかったので、腰を下ろして少し休憩し、息を整えました。
それからまた歩き続けました。

  突然の雨です!それは、滝のようにカラパナにふりそそぎました。
彼は、滑って山道から落ちてしまいました。
何とか足は着いたものの、道を見失ってしまいました。
どうにかして先に進もうとしても、雨で視界がさえぎられてしまいます。
まるで彼を引き戻そうとするかのように、横殴りの雨が、彼の体や顔に打ち付けます。
ついに、疲れきって、カラパナは雨に立ち向かうのをあきらめ、
下に下りはじめました。
すると風と雨は今度は彼を助けてくれました。山道がみつかり、そこを進んでいきました。

つづく。

長いお話なので、続きは後で、ペレの優しい一面も垣間みれるお話です。

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