昨日行ってきた探検のお話しですが、先日、バーバラの家に遊びに行っていた時に、地図を見ながら、カポホの噴火をの話しをしていたんですが、私とバーバラが、ふと、ヘイアウの文字を発見。『こんなところに
ヘイアウがあるんだね〜、コナまでいかなくってもこういうところを散策したら楽しいかも。』って話していたのをきっかけに、バーバラたちはいろいろ調べて、ヘイアウをジャングルの中に見つけたそうなんです。
そして、また、帰ってからリサーチしたら、そのヘイアウは、ハワイアンの古代の航海の学校があった場所だそうなんです。
ネットで調べても何も出てこない中、図書館などにも行って、
いろいろ調べたり、ボルケーノナショナルパ−クのビジターセンターで、今月、毎日11時半から流れている、カポホの噴火のビデオや、レンジャーさんなどから情報収集したそうです。
もう一度、ナビゲーションストーンの場所を見たいので、行くけど、陽子もいく?ってことだったんで、一緒に行って来ました。
小高いクキイ丘の中にヘイアウがあるそうで、日本の古墳を思い出しました。実家の交野にも古墳があったなぁ〜確か、、。
このヘイアウは UMI ウミ という、統治者によってつくられたそうです。
ヘイアウの下にはお墓があって、そこに変わったローカルの男の人がいて、自称、墓守りだそうです。バーバラたちと行ってなかったら、お墓にその人がいたって事だけで、怖くて引き返していたと思います〜、人なんかいないと思ってたんで、こわ〜。
お墓ですが、悲しい事に1960年の噴火で、丘の反対側から流れ出る溶岩が、このヘイアウの丘をぐるっと回って流れて来て、ほとんどのお墓を埋め尽くしたそうです。日本の方のお墓もありました。目を閉じて手をあわせて来ました。
そして、そこからジャングルの丘を登って、10分程行くと、ヘイアウがありました。こちらも、手を合わせてから。
神聖な場所に入るという事で、緊張しました。
普通のヘイアウといえば、溶岩をそのままの形で、パズルのように組み立ててきれいに作って行くのですが、このヘイアウは、上下左右を、切り、きれいにした後に積み重ねられたそうで、ヨーロッパなどからの技術が入ってくる前にこのように高度な技術が使われたヘイアウは珍しいそうです。
本の中に書いてあったのですが、キングカラカウアが、1879年にホノルルのイオラニパレスをたてた際に,このヘイアウの中の板石を、建物の基礎の部分に使ったそうです。その後、また、クイーンカピオラニの邸宅を建てた際にも、このヘイアウの板石を使ったそうです。
ヘイアウの中に石(ナビゲーションストーン)が埋め込んであって、この石と、そこから見える
海の方の石とを、日がのぼる場所とを照らし合わせて、航海の方法を学んだそうです。
ヘイアウの中は、あり得ない程、ココナッツが育っていて、根っこがヘイアウの壁に入り込んで破壊していました。
このヘイアウを守るためには、誰かが、ここのココナッツの木をなんとかしないといけないみたいです。なんとか、守って欲しいですね。ボランテイアで、要請があれば、草刈りもいきたいくらいです。
こちらに書いてある事は、ロンさんとバーバラがネットで調べて、私のレベルの英語で、なんとか訳した事なので、間違ったインフォメーションもあるかも知れません。詳しくご存知の方がいましたら、コメント欄から書き込んでくださるとうれしいです。
ヘイアウの後は、クムカヒ灯台のところまでいき、ヘイアウから見た、ナビゲーションストーンを見て来ました。
旗が立ってたんで、たぶんこれだと思います。
タイムスリップしたような不思議な一日でした。
注:観光客の方は危険なので、クキイヘイアウを探す事はお勧めしません。そして、もし、クキイヘイアウに行かれる事があったら、その地をリスペクトしてくださいね。
ランキングに参加しています
。すごいね〜ハワイ島って思ってくださったら、どちらか、クリックしていってくださ〜い。



最近のコメント